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執筆者の写真こたろうのはりきゅう

ストレスを考える

ストレスというと一般的には、「精神的に悪いこと」と認識されていますが、

ストレスは広い意味では、負荷、重圧など意味します。


良く、ストレスのない生活が良いとかストレスがいらないと言われますが、

果たして本当にそうなのでしょうか?


筋肉を例に考えてみましょう。

筋肉はストレスをかけない状態、つまり動かさない状態だとどうなってしまうでしょうか?

体というものは実は、体が必要ないと感じると働きをおこたります。

筋肉はストレス、負荷をかけないと筋力は衰えてしまいます。

言い換えてしまえばストレスがない状態だと衰えてしまうのが人の体です。


筋肉と精神的なことは違うと思われますか?

精神的なことは、「嫌なこと」がないに越したことがないと思われますか?

何か自分自身ができないことがあって、他の人ができた場合に、

「くやしい」と思いますよね?

それなら他の人ができないように足を引っ張りますか?

自分が努力して「できなかったことをできるように」しますか?

仮に足を引っ張って他の人の邪魔をしたとしましょうか。

それって世界全体的に考えてプラスなのかマイナスなのか。

様々な仕事が世の中にはあふれていますし、やらなくてはいけないことも

たくさんあります。

自分自身ができないことを他の人がやってくれるから世の中が成り立ちます。

ちょっと話が大きくなってしまいましたね。

つまり、より良く変えていこうとするならば

「自分自身が努力して出来るようになる」

これが必要になります。

努力して出来ることが増えていく、成長しているって感じがしますよね。

だけど、この努力するきっかけってなんでしたっけ?

自分自身が「できないこと」がきっかけになっていませんか?

ストレスがかかって、出来ないから努力する、そして出来るように成長する。

つまりストレスなくして成長は無いんです。


ここまでをまとめると、

① ストレスがないと衰える

② ストレスがあるから成長する


健康とストレスの話をすると

ストレスのない体は衰えてしまうので、ある程度のストレスが必要になってきます。

体は一部分に大きな力、ストレスがかかってしまうと取り返しの効かないダメージ

つまり病気やケガになります。

こう言ってしまうと、やはりストレスはない方がいいんじゃないの?

って思われるのではないでしょうか?

しかし、ストレスがないと衰えるんですよ?

では、どうすれば良いのか?

一部分に大きな力、ストレスをかけなければ良いのです。

頭ばかりに負荷を、腕ばかりに負荷を、足ばかりに負荷を

そうではなく、全体的に負荷をかけることで全体の能力が上がるんです。


人は大人になると、子供の時とは違う状態を維持しようとします。

「好きなことをしたい」と考え、大人なのでそれを叶えてしまいます。

実はこれ、「とても大きな偏り」なんです。

趣味、好みなんて偏り以外の何物でもありません。


好きなことをしている人は幸せ?

本当にそうでしょうか?

好きなことばかりしてたら怠けますし、病気にもなります。

ストレスなき生活は、大きなストレスを生むことになります。


こころの部分でも同じことが言えて

色々なこと起こるからこそ、それに打ち勝ち強くなっていきます。

「なにくそ」と思うからがんばる。

悲しいことがあるから、楽しいことがより活きる。

怖いことも、うれしいこともいろいろなことがあるから

人生において成長できると言っても過言ではありません。


ここで、健康の秘訣を書かせていただくと、

大きすぎるストレスをかけない(部分的にも精神、肉体的にも)

日常的にバランスを整える(普段屋内の仕事なら休みは屋外へ)

日常的に大きな嫌なことが多い人は、ストレス発散も大切に。


気を付けて健康に過ごせるようにお祈りしています。

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