今日は食事の量について書いていきたいと思います。
自分の体を知ってください①で少し触れましたが、食事は体を活動させる活力を得るための物です。
では、どのくらいの食事の量が適量なのでしょうか?
体のエネルギーの消費が多い事はどんなことでしょうか?
体を動かすことは最もエネルギーを使うと言われています。
特に大きなエネルギーが必要になって来る運動は水泳です。
日常生活を送る上では泳ぐことなどはあまり無いかも知れませんが、学生さんや水泳を仕事にしている方は普通の方よりも一日の摂取カロリーは多く摂る必要があります。
水泳ほどではありませんが、肉体労働の方などはエネルギーがたくさん必要ですので、食事量も必然的に多くする必要があります。
しかし、体を動かしているからと言ってたくさん食べても良いというわけではありません。
運動の消費カロリーなどはインターネットなどで調べると出てくると思いますので、およそどのくらいのエネルギーが必要かを簡単に知っておくと良いと思います。
体を動かしているからたくさん食べる、そうすると使いきれないエネルギーは体に蓄えられてしまうので太ってしまうことになってしまう上に、食べ過ぎることは胃腸の負担になります。
体を動かす方とは逆にデスクワークなどをされている方はエネルギーの消費が少ないということになります。
デスクワークなどをされている方はストレスなどが多い事もありますが、ストレスなどが掛かっても消費されるエネルギーは大きくなりません。
つまり、ストレスなどが掛かって胃酸などが増える状態になっても消費のカロリー自体は増えていませんので食べ過ぎるとそれは過剰なエネルギーとして体に蓄えられてしまいます。
当たり前のことかも知れませんが、日常を送る上で必要なエネルギー量はその人、その時によって異なります。
しかし、体の疲労やストレスなどで胃腸などにダメージがあると食欲などに影響を与えます。
食べれる、またはたくさん食べたい気持ちは体に取って必要なエネルギーを体が教えてくれているわけではありません。
また、疲れていると甘い物が食べたくなると言われますが、甘い物を食べても疲れは回復しません。
東洋医学的には、甘味は「緩める」作用があると言われています。
緊張状態などを少し緩めてあげるのに甘味を少し食べると良いですが、その必要な量としては僅かな量で充分です。
多くの甘い物が欲しい状態は体の間違った情報が発信されていることがほとんどです。
間違った体の欲求を聞いておくと、どうなるのでしょうか?
体が欲していることは体に必要なことだと思われるかも知れませんが、体の欲していることをそのまま実行していると…その先には病気が待っています。
こたろうのはりきゅうに来られている患者さんだけが同じ考えを持っているとは考えにくいですので、皆さんも同じように考えておられると思います。
「何も悪いことをしていないのに」
皆さん、口をそろえるように言われます。
そして治療が必要な状態になったのでこたろうのはりきゅうに治療に来られています。
つまり、体の欲していることを満たしていても体は回復するどころか、悪化します。
皆さんの体の状態、消費カロリーなどを理解した上で皆さんに食事の量を提案することは出来ません。
今回の記事で伝えたいことは、まずはご自身の一日の消費カロリーを知ってください。
次に体が欲しているからとたくさん食べてはいけないということです。
毎回中途半端になってしまっていますが、続きはまたいずれ書かせていただきますね。
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